自然治癒・代替療法のオゾン療法研究所

オゾン療法の具体的な方法

オゾン療法の具体的な施療は以下の6通りの方法があります

但し、如何なる場合もオゾンガスを直接吸い込むのは禁忌

① 大量自家血液療法

 この方法は患者自身の静脈血液50~100mLを採取し、体外で決められた量のオゾン・酸素混合ガスと反応させ、その血液を体内に点滴でもどします。その際、使い捨て滅菌器具を使用し、最初から最後まで閉鎖系で行われるため、外部からの感染の危険性は全くありませんし、オゾンガスは血液との接触で瞬時に酸素に分解され、血液中にオゾンが残ることはありません。

 従って「血液中のオゾンガス」と表現することはありません。

② 少量自家血液療法

 同じ原理を用いて患者自身の静脈血液を3~5mLを採血し、決められたオゾン濃度のオゾン・酸素混合ガスと接触させ、その後オゾン処理血液を強震して赤血球膜を壊します。この処理をした血液を筋肉に注射する方法です。

 これは特にアトピー性皮膚炎などのアレルギ-性疾患を改善する方法として使用されています。

③ オゾンガス浣腸法

 滑らかな使い捨てオゾン耐性プラスチック管を用いて、オゾンガスを肛門から直腸に直接注入する方法です。

 オゾンガスは腸内細菌叢のバランスを整え、免疫力を活性化して炎症状態を改善します。またオゾンガス自体は腸管粘膜成分などと反応して直ちに分解されますが、その時に産生された生成物の作用により、大量自家血液オゾン療法と同じような効果が得られるため、全身の様々な疾患に適用できます。

 この方法は安価で準備が容易で不快感も少なく、施術時間が短く実用的なため、血管確保の困難な小児や高齢者に優先的に使用されています。特に、潰瘍性大腸炎には劇的な効果を示しています。

④ 皮下注射法

 オゾン・酸素混合ガスを患部に直接、または患部周辺に分けて、数mL(1~2mL)ずつ皮下注射する方法です。全身の病的硬直、肩こり、腰痛、椎間板ヘルニア、その他の痛み、眼性疲労などに即効性に近い効果があります。

右眼部帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛
《写真》右眼部帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛

⑤ 関節腔内オゾン注射(関節へのオゾン・酸素混合ガスの注入)

 関節痛の関節腔に、注意深くオゾンガスを注射する方法です。

 皮下注射同様に、患部の毛細血管の血流改善やCOX2産生抑制に使用されます。

⑥ 外用使用
❶ オゾン化オリーブ油*

 オゾン化オリーブ油は、局方オリーブ油にオゾンガスを曝気させ、オリーブ油の組成を変えたもので、白色ワセリン状の形態となった製品です。

 近年、オゾン化オイルと称して、製品の安定していない物が出回る様になりました。
本来、オゾン化オリーブ油はCOX2の産生抑制効果が認められており、さらにTGF-βやTNF-α等のサイトカインを産生させます。

 製品の安定しない物は、これらのサイトカインの産生やCOX2の産生抑制を充分発揮できない物があります。

 創傷、火傷や、細菌、真菌類などによる皮膚炎および皮膚発疹などの患部に直接薄く塗布します。
口内炎、痔瘻、瘻孔、褥瘡にも効果があります。

急性虫垂炎術後廔孔のオゾン化油による治療(松本ら 2000)

急性虫垂炎術後廔孔のオゾン化油による治療1

《写真》A:オゾン化油投与前 B:廔孔造影 C:オゾン化油1回投与 D:6回投与

急性虫垂炎術後廔孔のオゾン化油による治療(松本ら 1999)

急性虫垂炎術後廔孔のオゾン化油による治療2

《写真》使用前:足の踵骨部、膝部に深い腫瘍とポケットを形成
《写真》使用後:0.5~0.8mLを30回投与、ポケットの消退とまわりからの上皮化が生じる。治癒。

❷ オゾン水

 主に歯科治療時の消毒やうがいに使用されます。火傷、褥瘡、皮膚の感染症にも有効です。内視鏡の消毒殺菌にも使用されています。

 特に災害時に発生する集団生活において、手洗い殺菌や傷口の殺菌、及びインフルエンザなどの感染の防止など、集団感染を防止するのに最適です。さらに仮設トイレなどの消臭やゴミ臭の除去など幅広く応用が利きます。

オゾン水による熱傷の治療効果

オゾン水による熱傷の治療効果1 オゾン水による熱傷の治療効果2

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