患者の声

オゾンガス注腸法による交通事故後遺症の治療

 私は年齢63歳の男性です。
 61歳の時、交通事故で全身打撲、頭部外傷で頭蓋骨骨折、大脳皮質びまん性損傷、急性硬膜下血腫で救命処置を受けました。2年間の治療後もまだ、右手指末節拘縮、両下肢浮腫、痛み、冷感があり、支えられて20分程度しか歩行できませんでした。
 その頃、知人の薦めでオゾン療法を受けました。
注腸5回、皮下注射1回した第2週目頃には、両下肢の痛み、冷感が無くなり、さっぽろテレビ塔下から札幌市資料館までの大通りを、妻に見守られて4時間かけて歩く事が出来ました。
 治療2ヶ月後の現在、合計で注腸計10回、皮下注射計6回うけましたが、健常者なら1時間少々の通勤距離を、自力で2時間かけて出社出来る様になりました。
 先生の言われるには、オゾンが末梢循環不全に対し劇的に効果があったと思われるとのことです。

左腰部打撲(転倒)による痛みの治療

 私は67 歳の女性です。
 踏み台からバランスを崩して、後方に背中から転倒しました。
その時はさほど痛みはなく、内出血もしていなかったので、シップを貼ってすませました。しかし、翌日は起き上がれず、やっと這って用をたす状態になりました。
 整形外科の診断で、骨折はありませんでしたが、鎮痛剤だけの手当では、痛みは激しくなるばかりで、翌日、オゾン療法を受けました。
「手で触れても痛い、椅子にも座れない、じっと立っていなければ悲鳴が出る」状況が、患部へオゾンガスの注射をしてもらうと、30分後には楽になり、ゆっくりですが帰りは自分の力で歩け、まわりの人たちもその効果には驚いていました。
 一日おきに注射を受け、一週間で完治しました。

ヒルシュスプルング病をご存じですか?

 ヒルシュスプルング病は、生まれつき大腸に便を送り出す神経が通っていないため、自力で便の排出が出来ない病です。
 この症例は乳児の時に大腸全摘手術を受けたため、アルカリ性の小腸液を含む下痢により肛門周辺のびらんで痛感が甚だしく、普通、生存が難しいと思われたこの乳児に対して、オゾン浣腸を試みたものです。
 以下は母親からの手紙です。少し長くなりますが紹介致します。

 I 先生、息子のオゾンガス治療の時には大変お世話になり、ありがとうございました。おかげ様で、お尻のタダレの範囲が小さくなりました。あと、腸液が少なくなり便の固まりが良くなったように思います。
 先生のおっしゃるように肛門の筋肉の収縮がうまく出来るようになってきたため、腸液が出てこなくなったと思います。腸液が出なくなったため、タダレも良くなってきているんですね。17日に主治医によるブジーをしてきました。
 すると、以前のブジーは指を肛門に入れた時に入り口付近に皮膚の引っかかり部分がありましたが、今回は引っかかり部分はあるが非常に柔らかくなっており、指がスムーズに入り、息子の泣き方もそれほどではなくなっておりました。さらに、前までは狭い穴にムリヤリ指を入れるため、必ず出血していたものが、今回、オゾン治療後では出血しませんでした。
 息子も、引っかかり部分の皮膚が柔らかくなったんで、指を入れられている時の痛みが軽減しているんだと思います。それと主治医が小腸の方も大腸の役目をしてきている様ですね。とおっしゃいました。
 まず、今回の治療で肛門の筋肉収縮が良くなって腸液が体外へ出にくくなり、タダレを軽減することができました。本当にありがとうございます。
 息子に汽車に乗って何しに行ったか聞くと「しぇんしぇー(先生)おっきー(オゾンガス)、アポ(オゾン化オイル)ぬりぬり」と答えます。

知られざる恐怖の激痛、線維筋痛症

 この病気は欧米ではすでに100年も前から知られており、特に50歳以上の女性に好発することから、マスコミなどでは「女性の敵」などと称されている難治な慢性疼痛疾患です。
 以下に介護役の長女、Sさんの手記を紹介致します。

 2007年4月に母がA型インフルエンザに罹り、高熱を出しましたが、タミフルを授与され直ぐに治りました。
 その後、体の痛みを訴え、某医大の膠原病科の教授に線維筋病症と診断されました。「この病気には痛み止めも効かず、特別な治療薬もありません。」と説明されました。
 痛みは日増しにひどくなり、腕も上に挙げられなくなりました。体を曲げる事ができない為、食卓の上に台を置いて、真っ直ぐな姿勢のまま食事をとりました。苦痛を訴える母の体をさすろうとすると、飛び上がって痛がるので、体には直接触れずにそっと手かざしするくらいでした。寝ているときにもシーツに少しでもシワがあるとそれを痛がるほど過敏になり、身動きひとつできないまま母子で途方に暮れ、泣き明かす毎日でした。
 そんな時に友人からオゾン療法で痛みを緩和するクリニックがあると知らされ、早速、母を連れて訪ねました。
 すぐにオゾン治療が始まり、そのオゾン化血液が半分くらい入ると、それまで肩や背中の痛みのためモゾモゾと体を動かしていた母が急に静かになり、治療が終わる頃には来た時とは全くちがう穏やかな顔になり、痛みはすべて夢のように消え去っていました。
 最初の治療を受けてから3日後に痛みの7割程度が再び戻ってきましたが、すぐに2回目、3回目の治療を受けると痛みは1割程度に改善され、旅行やカラオケも楽しめるようになりました。その後は安心のため週1回のオゾン治療を続け、10回目の治療が終了した昨年1月には無事に90歳を迎えた母の卒寿祝いに親子で南極旅行を敢行しました。

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